Ruby on Rails・・・逃げられなくなってきました

March 24th, 2008 Posted in NetLife | No Comments »

無芸大食・・・じゃなくて・・・悪銭身につかず・・・でもなくて・・・芸は身を助ける・・・でもないし、えーと何て言うんだったっけかな、こういうのは。

とにかく、長い事プログラマを続けているお陰で様々な言語をちょっとずつかじって今日に至っております。 いちいち箇条書きにするとまるで自慢の様ですので、箇条書きにはしませんが。 ただ、逆に考えるとどれも「極めた」とまでは言えない中途半端感を感じていて、広く薄くって言うのかな?こういうのは。 これ一筋に打ち込んできました!と言える言語が無いのが、ちょっと残念な訳です。

そんな私なのですが、今まで経験する機会も無く、また積極的に経験するつもりも無い言語としてRubyがありました。(過去形) もちろん、Ruby on Railsの存在は知っていましたし、セットアップも何回か経験していますが試しに使ってみるまでには至らず。 クライアントから「何で作るか?」を要求される事も最近は少なくなったので特にRoRでやってくれと言われる事が無かったのも、その一因ではあります。 (余談ですが、最近はこの「何で作るか?」に関して、どうも再びきな臭い香りがしてきているようで密かに心配しています。 システムは結局のところ、何を作るのか?がより大切であって、何で作るのか?はその要求に負うところが大きいはずなのですが、時としてこれが逆転してしまう事がありまして、この香りを鋭敏に嗅ぎ取ってしまうのは、プログラマの特性でしょう。 私の過去の経験では、残念ながらクライアント発の形で、且つ、システム的な制約ではなく「何で作るか?」がより優先する場合には、往々にして不幸な結末が待っています。)
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”アドビの直販サービスに関する調査へご協力願います”

March 22nd, 2008 Posted in NetLife, News | No Comments »

こういうタイトルのメールが、アドビから届きました。

確かに私は殆どのアドビ製品をネットから直販で買っているので、この手のアンケートに答えなくもないのだけれど、調査用のサイトのドメイン名がこれ↓だった時点で、サイトにアクセスするのを躊躇してしまいました。

adobe-customer-survey.com

フィッシング詐欺が日常的にアナウンスされる今日この頃なのだから、この手の調査に用いるサーバのドメイン名にはもう少し気を遣った方が良いのでは無いだろうか?  なぜadobe.comを使わないのか? というのが基本的な疑問なのです。 何かテクニカルな事情があるのでしょうか?

結局、このドメインが本物(つまり、アドビによって取得されたものなのか否か)を確認するためには、whoisで検索を掛けた上で、NameServerを見てみてようやく半信半疑くらい。 普通のネットユーザは恐らくここまでの手間を掛けないので、アンケート調査の最初の段階で既に躓いてしまっているのではないか?と思う訳です。

Domain Name: ADOBE-CUSTOMER-SURVEY.COM
Registrar: TUCOWS INC.
Whois Server: whois.tucows.com
Referral URL: http://domainhelp.opensrs.net
Name Server: ADOBE-DNS.ADOBE.COM
Name Server: ADOBE-DNS-2.ADOBE.COM
Name Server: ADOBE-DNS-3.ADOBE.COM
Status: clientTransferProhibited
Status: clientUpdateProhibited
Updated Date: 23-aug-2007
Creation Date: 23-aug-2007
Expiration Date: 23-aug-2009

NameServerがアドビのものなので、間違いは確かに無さそうで、さらに調べるとWalker Information, Inc. という会社のウェブ調査システムを使っているのが判る。(確かにメールにもそう書かれていたけれど) 恐らく、NameVirtualの仕組みを使っているので、逆引きを設定できないのかも知れないけれど、それにしたって、こんないかにも「フィッシング詐欺」っぽいドメイン名をわざわざ取得して使うなんて。

素直に、survey.adobe.comとかじゃダメなんでしょうか? 何か深い(私が気づかない)理由があるのかなぁ・・・。

(追記:2008-03-23)
また来たんですけど・・・もしかしてSPAMですか? いや、そうじゃないよなぁ・・・?

コアモジュールに手を入れるべきか否か

March 20th, 2008 Posted in NetLife | 1 Comment »

このブログはWordPressというツールを使って運用されているんですが、ちまたでもいろいろと書かれている通り、実は少々癖があるツールです。

最大の特徴は、XHTML的にWellFormedであることを目指しているためか、投稿者の意図しないタグを順次埋め込んでくれたり、或いは、不要(とWordPressが判断した)タグや改行を勝手に除去してくれます。 ただ、これが逆に困ったことを引き起こしてしまうこともある訳です。

たとえば、空の行を複数作って隙間を空けようとしても、WordPressではできません。 勝手に[p]タグでくくられてしまい、改行は除去されてしまうのです。 あるいは、(理由は私には分からないのですが)[input]タグなど幾つかのタグの前に勝手に[br /]タグを埋め込んでしまったりします。

実は昨日からContactページが導入されまして、これはコンタクトが欲しい訳ではなく導入するだけで非常に簡単にお問い合わせフォームが作れてしまう、WP-ContactFormというプラグインを試してみたかったからなのですが・・・。 まさにこのフォームの[input]タグの前に勝手に[br /]タグが書かれてしまうので、レイアウトがもろ崩れで困ってしまった訳なのです。

[label] タイトル [/label][input ….. /]

と例えば、左右にレイアウトしたい場合でも、

[label] タイトル [/label][br /][input ….. /]

とbrタグが挿入されてしまい、HTML的に改行されてしまうのです。 なぜ前者がXHTML的にNGで後者がWellFormedなのかは私には全然判りませんが、とても困るのは事実です。
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Amazonのおすすめロジック

March 18th, 2008 Posted in NetLife | No Comments »

Amazon.co.jpで、以前に「いとう せいこうの本」をチェックされた方に、このご案内をお送りしています。

というメッセージとともに、鳥類学者のファンタジア 上 (1) (KCデラックス)というコミックのおすすめ情報がAmazonから送られてきました。 これには少々驚きました。

確かに私はamazonでいとうせいこうさんの本を買いました。 自己流園芸ベランダ派です。 実は私はこのおすすめの繋がりが何となく判っている気がしていて、

 ● いとうせいこう
    ↓
 ● 文芸漫談―笑うブンガク入門
    ↓
 ● 奥泉光
    ↓
 ● 鳥類学者のファンタジア
    ↓
 ● 上記コミック

と、おそらくはこの繋がりだと思われます。

もしもこの連想が正しいとすると、3ノード先までを検索した上でお勧めしてきていると言うことになるのですが、少々飛躍しすぎかなぁ?
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”そろそろメールを何とかしなくちゃ・・・”の続き

March 16th, 2008 Posted in NetLife | No Comments »

先に「なぜメールをダメだなぁと思うのか?」という自分への問いをもう少し詰めなくてはいけないのだけれど、それはサボっておいて、2つのサービスをご紹介しようと思います。(さっきブログを読んでいて思いついた)

ユビキタスの街角: QuickMLのWeb機能で、あらためてご本人から紹介されているQuickMLと、確かこちらの方が開発されていたと記憶している(すみませんリソースを見つけられず、違っていたらご指摘お願いします)qwikWeb

どちらも、メールでやりとりされる連絡の確認や了解の返信などといった「無いと不安なんだが鬱陶しいやりとり」をWebに寄せていこうというトライが含まれていると思っています。 最近であればGoogleGroupsも少しはそういう使い方ができますでしょうか。

メールに関して言えば、さすがにもうローカルのメーラーでの現状打開は難しいかも知れないと思い始めています。 例えばなんですが、上記のサービスを導入したとして、それでもMLでのやりとりは相変わらずメールとしても転送されてくるわけで、全員がいきなりWikiに書いてくれる訳でも無い。 と、なるとローカルでメールを読んでいる限りは細かい(そしてあまりメールでやる必要でもない)やりとりは、相変わらず雨あられと降ってくるわけで、これを根本的に解決するには自分にメールを送りつけてきそうな直接・間接の関係者全員に「細かい情報のやりとりをいちいちメールでやらないでください。」とお願いし続けるしか無いわけですが、もちろんそれは無理な訳です。

と、なるとフィルタリングするしか無い事になり、Web上のメーラーと上記の様なサービスとが合体した状態にして、「向こうから流れてきても良いメール」と「こちらが見たいときにだけ見られれば良いメール」に分けてくれれば良い事になるのかなぁ?と、現状ではそのように考えている訳です。

あとは、Wikiに対するちょっとしたハードルでしょうか? Wikiには何となくの抵抗があるが、掲示板なら大丈夫・・・というレベルのユーザ(つまり、私ですが)が多い様な気がするんですが、どうなんですかねー。