”アドビの直販サービスに関する調査へご協力願います”

こういうタイトルのメールが、アドビから届きました。

確かに私は殆どのアドビ製品をネットから直販で買っているので、この手のアンケートに答えなくもないのだけれど、調査用のサイトのドメイン名がこれ↓だった時点で、サイトにアクセスするのを躊躇してしまいました。

adobe-customer-survey.com

フィッシング詐欺が日常的にアナウンスされる今日この頃なのだから、この手の調査に用いるサーバのドメイン名にはもう少し気を遣った方が良いのでは無いだろうか?  なぜadobe.comを使わないのか? というのが基本的な疑問なのです。 何かテクニカルな事情があるのでしょうか?

結局、このドメインが本物(つまり、アドビによって取得されたものなのか否か)を確認するためには、whoisで検索を掛けた上で、NameServerを見てみてようやく半信半疑くらい。 普通のネットユーザは恐らくここまでの手間を掛けないので、アンケート調査の最初の段階で既に躓いてしまっているのではないか?と思う訳です。

Domain Name: ADOBE-CUSTOMER-SURVEY.COM
Registrar: TUCOWS INC.
Whois Server: whois.tucows.com
Referral URL: http://domainhelp.opensrs.net
Name Server: ADOBE-DNS.ADOBE.COM
Name Server: ADOBE-DNS-2.ADOBE.COM
Name Server: ADOBE-DNS-3.ADOBE.COM
Status: clientTransferProhibited
Status: clientUpdateProhibited
Updated Date: 23-aug-2007
Creation Date: 23-aug-2007
Expiration Date: 23-aug-2009

NameServerがアドビのものなので、間違いは確かに無さそうで、さらに調べるとWalker Information, Inc. という会社のウェブ調査システムを使っているのが判る。(確かにメールにもそう書かれていたけれど) 恐らく、NameVirtualの仕組みを使っているので、逆引きを設定できないのかも知れないけれど、それにしたって、こんないかにも「フィッシング詐欺」っぽいドメイン名をわざわざ取得して使うなんて。

素直に、survey.adobe.comとかじゃダメなんでしょうか? 何か深い(私が気づかない)理由があるのかなぁ・・・。

(追記:2008-03-23)
また来たんですけど・・・もしかしてSPAMですか? いや、そうじゃないよなぁ・・・?

Posted on Saturday, March 22nd, 2008 at 10:40 AM. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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