Substructを動かすまで

さて、前節にてMySQLのインストールまでできました。 ついでなので、DBを管理するユーザを登録しておきます。


$ mysql5 -u root -p
mysql> grant all on *.* to USERNAME identified by '********';
でも良いですし
mysql> create user USERNAME identified by '*********';
でも良いと思います。 私は後者で、実行し、その後grant文を流しました。

こんな感じです。 ここで設定したユーザとパスワードはDBの生成や、後のSubstructのDB環境ファイルの調整時に必要になります。 ちなみに、ユーザを作った後に一度DBを再起動しておいた方がよさそうです。 権限関連がアップデートされずに大ハマリしてしまいました。(泣)

さて、気を取り直してまずはDBを3つ作ります。

$ mysqladmin5 -u root -p create substruct_development
$ mysqladmin5 -u root -p create substruct_test
$ mysqladmin5 -u root -p create substruct_production

その後、ダウンロードしたSubstructを適当なディレクトリに展開します。 ちなみにSubstructのサイトはこちら

あとは、Substructのサイトのインストールの指示に従っていけばOKなのですが、DB絡みで2点ほど注意点があります。 一応ステップを記述しておくと・・・

$ sudo gem install RedCloth
$ sudo gem install fastercsv
$ sudo gem install mime-types
$ sudo gem install mini_magick
$ sudo gem install ezcrypto

ここまでは良いです。 次にsubstructを展開したディレクトリに移動して、適当なエディタで config/database.yml のDB周りを編集します。 編集点は以下の3カ所。

 (旧)
username: root
password:
socket: /tmp/mysql.sock

 (新)
username: USERNAME
password: ********
socket: /opt/local/var/run/mysql5/mysqld.sock

ポイントはソケットファイルの場所。 Mac Portsを使ってインストールしている場合には、デフォルトはここになっているハズです。(もちろん、versionによるので、何とも言えませんが) ちなみに、OS Xサーバに最初からインストールされているMySQLは別の場所にソケットファイルが置かれていました。

ここまで来ればゴールは近いです。 同じsubstructのディレクトリで下記コマンドを実行します。

rake substruct:db:bootstrap

これで、DBに必要なテーブルを準備してくれます。

ruby script/server

で、起動してhttp://localhost:3000/adminにアクセスしてみましょう。 無事ログイン画面が表示されればとりあえずはOKです。 初期はadmin / admin でログインできますので、さっそく商品を追加してみましょう。


管理者のログイン画面


おぉ!無事商品が表示されています。(写真のクロップ場所はかなりなんですが:D)

Posted on Sunday, April 6th, 2008 at 1:46 AM. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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