エスプレッソメーカーを復活させた

珈琲が好きで良く飲んでいます。 いつも普通にドリップでいれているのですが、先日豆を買いに行った時にエスプレッソの話になりました。 しばらく飲んでいなかったのだけれど、そういえば、確か結婚の時のお祝いに頂いたイタリア製のエスプレッソメーカー(直火式)があった事を思い出しました。 もう20年も前に頂いたものです。

久しぶりに戸棚の奥から引っ張り出してみると、中のゴム製のパッキンが完全に固化してひび割れていました。 いくら直火式とはいえそれなりの圧が掛かりますのでこのパッキンは大切なパーツで、これが機能しないとエスプレッソをいれることは多分できません。

そこで、ネットで一所懸命に調べてみたのですが、どうも私が持っているものはそれほどメジャーな商品では無いのか、交換品がなかなか見つからず、ようやく見つかったら1400円+送料とかしています。 それはさすがにどうなのか?と。 だって、うまく探せば安売りされたエスプレッソメーカーが丸ごと買えてしまう値段になりかねない訳で、さすがにそんな値段では買えません。

そこで、無い(訳ではないが、なんか高くて買えない)ものは作る! ということで近所のJマートまで出かけていきました。 事前にネットで調べてみたら、同じように作っている方がいらっしゃって、耐熱性に優れたシリコンゴムが良い模様。 パッキンのサイズを測ってみたところ、直径は70mmで厚さは3mm。 そのサイズが取れるシリコンゴムシートを買ってくれば良い訳です。

Jマートで探してみたところ、100mm x 100mmでちょうど3mm厚のシートを見つけました。 ただ、結構高価で800円以上しています。 ここで、少し迷ったのですが、その他のゴムはいかにもな色でにおいが移るかも知れないと思うと躊躇してしまい、結局このシリコンのシートを購入しました。

最初はコンパスでキッチリ書いて・・・とか思っていたのですが、こういうのは現物合わせに限るか、と思い直し、単純に旧パッキンを上に乗せて周囲をボールペンでなぞり、ハサミとカッターで切り取りました。

img_2401.jpg

で、完成してはめ込んでみた写真がこちらです。 実は周囲も中もガタガタなんですが、役割は完璧に果たしてくれそうなので、これでヨシとしています。

img_2406.jpg

旧パッキンとの比較。 旧パッキンは完全に固化してひび割れています。 ゴムは結局経年劣化するなぁというのを実感しました。 こう考えると車の各種マウントのゴムブッシュも・・・なんて、そうだ、そういう趣味は止めたんだった。(笑)

で、早速いれてみました。 もうバッチリです! 途端にミルクフォーマーが欲しくなったりするあたり、なんとも・・・。

Posted on Monday, March 17th, 2008 at 4:57 PM. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

4 Responses to “エスプレッソメーカーを復活させた”

  1. okag says:

    ああっ!
    一杯お呼ばれに行っていいでしょうかっ!
    ついでに手動のミルクホイッパーが余ってるのでもらって下さい。

  2. shun says:

    まじですか! いや、もういつでもいらしてください。ご連絡頂ければ。
    電動式で10気圧とか掛けるものと違って例の細かい泡は無いけれど、ミルクを入れるとかなりうまいです。 ただ、かなり濃いので、ハラに少々キますが。(笑) というよりも、これはあなたから頂いた様な気がしなくもない春の宵であります。 違ったっけ?

  3. okag says:

    「カルメンシータ」であればそうでございます。
    最近外ではエスプレッソを飲むことがおおいのです。それでは近いうちにご連絡させていただきますです。

  4. shun says:

    うぉっ! そうですよ! ありがとうございます。なんと20年の時を経て復活しておりますよ。 連絡お待ちしております。

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