hp2133 で Ubuntu をブートできる様に直した

hp2133は結局XPにダウングレードしましたの続きです。

hp2133英語キーボード/Windows Vista版を入手した後の作業段取りを整理すると次の通りです。

・マシン入手
 ↓
・パーティションを半分に切って、片方にUbuntu 8.10をインストール
 ↓
・Vistaが遅いのと、VB6周りで開発した案件の修正をするのに、
 VisualStudioの古いヴァージョンをインストールしたくなって
 XPにダウングレード(正規に)
 ↓
・XPがMBRを書き直してしまうので、せっかくのUbuntuがブート
 できなくなってしまった!

までが、これまでの状態です。

面倒なのですが、せっかくのUbuntu環境がもったいないので復旧させることにしました。 とは言っても手順はそれほど難しいものではありませんでした。 幸いもう一台のDELL mini 9にUbuntu 8.10をインストールして使っていたので、それをベースにUSBに起動ディスクを作りました。(下のメニューのところにあります。)

screen

hp2133 は起動時にF9キーを押していると、ブートデバイスを選択できる画面になるので、そこでUSBデバイスを選択すると、UbuntuのCDの初期起動画面が表示されます。ぼやぼやしているとそのまま起動してしまうので、すかさずF6キーを押して起動オプションに以下の修正を加えます。

(1) オプションの最後(でなくても大丈夫だと思うけど)にxforcevesaと追加する
(2)boot=casper となっているところを root=/dev/sda5 と変更する

この sda5 は個々人の環境によるので要注意ですが。 しかし、これで無事ルートデバイスを既インストール済みのUbuntuベースで起動してくれますので、後はgrubを再度インストールするだけ。


$ sudo grub-install /dev/sda

でOK。 ここは数字ナシ(ドライブ指定だからだと思う)ですが、もちろん、個々人の環境によってはsdbだったりもするので超要注意です。

20090108usb

それにしても、こんな小さなUSBドライブ(っていうかもうチップだよね)が2GBでLinuxの環境がまるまる入ってしまうって言うんだから、かつて5,000円/1MBでHDDを買って(20MBで10万円)「超激安!」と喜んでいた人間からすると、なめんなよ(笑)! って感じです。

Posted on Thursday, January 8th, 2009 at 11:47 PM. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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