三本ローラー
私はけっこう自転車が好きなのですが、土日もゴソゴソと仕事をしていることが多く世の一般的なみなさんの様に、土日に遠出して楽しむ事がなかなか出来ません。(暇は作るものとかそういうのはおいといて下さい)
しかも、高血圧という持病を抱えているもんで、体重はある一定レベルにコントロールしておかないとかなりヤヴァイ状態にすぐなってしまうという面倒な体なので、なんとか気が向いた時に10分でも15分でも自転車に乗れないかなぁ?と思っていました。(体重を落とせたのは自転車のお陰なので、今でもダイエット=自転車という図式が頭にこびりついているのです。)
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でも、よくしたもんで世の中にはローラー台と呼ばれるトレーニング機器があるわけです。 例えば、こんなヤツです。↓
(写真はミノウラさんから勝手に借用してます。すみません。 リンクも張りましたんで許して下さい。)
要は自転車の後ろのタイヤをこいつに嵌めて、ローラーにタイヤを押しつけて回すという仕組みです。 前輪はまぁ適当に台なんかに置いたりします。 つまり後輪を支えてもらいつつ乗るわけで、安全!確実!な仕組みです。 音もそこそこ静かなものもあったりして、写真のものはタイヤに押しつけるタイプですが中にはリム(ブレーキがあたるところです)に押しつけるタイプなんかもあったりしてタイヤも減らないというメリットがあったりなんかもします。
でも、この装置にもデメリットはあって、タイヤを支えられてしまうものですから実際に乗っている感覚とは少し異なるものがある様なのです。(乗ったこと無いから判りません、すみません) そこで、登場するのが”三本ローラー”です。
こちらの機械の方が、逆に多くの人が知っているかも知れません。 非常に単純に見える仕組みで、ローラーが三本ある訳です。(↓こんな感じ)
なるほど〜、って感じだと思います。
で、なんと、私はこちらを買ったのです。 能書きに弱いもんですから、「実際の走行感が云々・・・」なんて書かれてしまうと、コロッと騙され(てはいませんが)しまって、「やっぱローラー台買うなら三本ローラーだよな!」なんて・・・。
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そして、その三本ローラーが今日来たんですよ。 で、さっき早速組み立てて乗ってみたんですが・・・。
・・・怖い、怖すぎる。 あんなに怖いモンだとは思いませんでしたよ。 いや、ネットで情報漁ってる時にも、結構怖いとは読んでいたんですけれども、読んでいるのと実際に乗るのとは大違い!
とりあえずは、左手は手すり(ホントは手すりじゃないんだけど、つまり体を支える構造物ですな)につかまって乗ってみたんだけど、全然その手を離すことができません。 普段どれほど余計なところに力が入っているか?どれだけぶれたペダリングをしているか?が、ホントに『一目(じゃないけど)瞭然』な訳です。
私の自転車にはサイクルメーターが付いているので、走行距離が表示されるんですが、最初の5Kmは全く左手を離すことができず。 つまり、ハンドルを両手で持ってローラーの上で走ることが出来ない訳です。 7Kmくらいから徐々にハンドルを掴める様になって、それでも1Km連続して走れない・・・。
10Kmを過ぎるくらいになってようやく少しだけ安定して走れるようになって、あぁ、なんとか、まぁ買って良かった、返品しないで済みそうだ・・・と、まぁそんな感じです。 その後、5Kmほど走ってみて、なんとか慣れつつあると、そんな様子です。
昔、高校のチャリンコ部の連中がこれで基礎練やってました。
そっか、そんなに怖いものなのね。
いや、これは怖いですよ、最初は。
今日はようやく少し慣れてきました。 でもまだ、iPod聞きながらは乗れないです。
音楽に意識が行った瞬間に、ちょっとブレたりするんですよね。
明後日くらいからは、きっと音楽を聴きながら乗れるようになるでしょう。(期待w)