「工学部・水柿助教授の逡巡」
長男に教えてもらって、自分でもハマった作家:森博嗣氏のご自身の事を書かれているような気がしなくも無い小説。 3部作になっているのだけれど、タイトルのものはその2巻目ということになっている。 で、特に書評を書きたくてここに書いた訳ではなく、単行本だとそのP207に主人公である「水柿君(フィクションな森氏?)」に関して次のような記述がある。
食べることにも、着るものにも興味はない。酒を飲むこともなくギャンブルもしない。また、ゴルフもしない、海水浴もしない、スキーもしない。ダイビングも、スカイダイビングも、宇宙遊泳もしない。お祭りにも興味はないし、季節の風物詩にも、温泉にも、名物にも、行列ができる店にも関心はない。
・・・オレのことかっ! と、そう思った次第。
ちなみに、森氏は(小説中の水柿君も)”のんた君”と呼ばれるクマのぬいぐるみを大切にしているらしいが、何を隠そう私のところにも20年近くにわたって大切にされている”くま太”と呼ばれるクマのぬいぐるみがある。 ネーミングのセンスに問題があるような気もするが、森氏の”のんた君”だって、別に良いセンスという訳でもないし。
う〜ん、小説でも書くか!