OS X Server の WebDAV でフォルダごとコピーが出来ない理由

Mac OS X Server: Security Update 2004-12-02 によって追加された WebDAV .DS_Store の保護機能

判りましたよ、理由が。 どうもうまくいったりいかなかったりするので疑問に思っていたのですが、なんと、.DS_Storeファイル(Mac OS X のFinderが利用している情報ファイル)のコピーに失敗して、そこで止まってしまうためでした。 ですので、Finderで一度も開いていないフォルダはフォルダごとコピー可能なのです。

何回か実験してみましたが、これが原因の一つであることは間違いありませんでした。

上記のリンク先はアップルのドキュメントで、

このようなクライアントが WebDAV ボリュームにアクセスしたときには、Apache のエラーログに次のようなエントリが多数含まれることがあります。

[Tue Nov 16 13:15:26 2004] [error] [client 192.0.34.166] client denied by server configuration: /Library/WebServer/Documents/dav/.DS_Store
このようなエラーは他に影響を及ぼすものではないので、無視して構いません。

なんて書いてあるんですが、影響及ぼしまくりなんですけど!

そして、こんなすばらしいプラグインを発見しました。 → AmDeleteDS_StoreCMX

これで、.DS_Stroreファイルをサクッと消してからだったら、一括コピーもバッチリ動作すると思います。(未実験)

さらに10.4当時の情報ですが、こんな情報もありました。↓
Mac OS X 10.4: ネットワーク接続時に .DS_Store ファイルの作成を抑制する方法

これは上記のファイルコピーではなくて、Finder上で例えばWebDAVのフォルダを開いた時に、そこに.DS_Storeファイルを作らない方法だと思います。 これはこれでエライ! ついでに._XXXXXっつうバックアップっぽいファイルも作らないともっと良いんだけどなぁ。

(追記)
上述のプラグインをインストールして試しました。 スゴイ便利でちょっと感動しました! さっそくWebDAV環境(もちろん、SSL+認証+アクセス制限を掛けてあるので私しかアクセスできません)に諸々の仕事ファイルをコピー中。 いや〜、これでまたお仕事環境がより便利になったよ。

Posted on Thursday, April 10th, 2008 at 2:03 AM. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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