カラーフィルムも自家現像に挑戦中

Rollei35SE-200905

 モノクロ現像を初めてからしばらくの間は、面白くてモノクロフィルムばかりを使っていたのですが、なんとなく通りがかったDPE屋さんの前にコダックのスーパーゴールドが激しく安く売られていたので、カラーもたまには良いかと思って撮ってみました。 ただ、モノクロはいつでも自分の時間を作れれば現像できるのですが、カラーはパレットプラザ等に持って行かなくてはなりません。 近所にある訳でも無いし、最寄り駅近くにも無いのでなんとなく億劫になっているうちに現像待ちのカラーフィルムが4本になってしまい、ようやくパレットプラザに持って行ったのです。

 ところが・・・って程では無いのですが、パレットプラザではカラー現像の費用は一本630円(税込)なので4本出すと2,520円になってしまうのです。 いやー、まとめて出してみるとなかなかの金額です。 そういえば、カラーの自家現像薬剤としては現在唯一(?)の「ナニワカラーキットN」というのがあったなぁと思って調べてみたところ、値段はちょうど2,520円と同じ金額じゃありませんか! 現像用のタンクなどの道具は既にモノクロ用として買ってあるので、4本現像すれば元は取ったぜ!って事になるわけで。

 さっそくいつものヨドバシ吉祥寺へ向かい、スポンジを買ったのと同じ(笑)フロアで薬剤を買ってきました。 おそるおそる現像液と定着液を作り(買ってきたものは濃縮されたものなので、モノクロと同じく指定の温度・量で希釈して正規の現像液・定着液を作ります)、さっそくやってみました。 全部で1L作れる様になっていますが、希釈して正規の薬剤を作ると1ヶ月程度しか保たない様なので、とりあえず半分の量だけ作ってます。

 実際にやってみると現像液の温度をかなり高めに設定しなくてはならない点がモノクロ現像とは違いますが、手順にさほどの違いもなく、現像停止浴がなく、現像液を排出したアトでそのまま定着液を投入します。 所要時間はモノクロと比較するとむしろ短めで(水洗い時間も指定されていて確か3分程度と非常に短い)、意外に簡単に現像できてしまいました。

 スキャンの結果もまぁ、個人の自家現像としては(私のレベルでは)許せる範囲内に収まりました。 以下の写真も同じくカラー自家現像のサンプルです。 写真としての出来はともかく、ちゃんと「カラーになってる!」って事で大満足しております。 おかげで、カラーも気にせずパチパチ撮っております。(^^)/

(カメラは全てRollei35SEです。 最近、このSonnarのレンズがお気に入りなんですが、もしかしたらカメラ内でハレーションを起こしてしまっているのかも・・・(^^;)

Self dev. sample 02

Rollei35SE-200906

Rollei35SE - 200906

Posted on Saturday, July 4th, 2009 at 11:31 PM. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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