自家現像に挑戦しました-その3

RICOH GR1s
RICOH GR1s

ながらくお待たせしました(あまりお待ちの方もいないと思いますが:(^^;)。

さて、簡単に説明しますと、フィルムの現像は現像タンクとよばれる遮光されたタンクの中に撮影したフィルムを収め、ここに現像液やら停止液やら定着液やらを順番に指定の温度で指定の時間投入するとできる訳です。(あまりにもラフな説明ですが)

つまり、とにかくこの現像タンクの中にフィルムを収めなくてはなりません。 フィルムはパトローネから引っ張り出してリールに巻き取って、このリールをタンクの中に入れるのですが、『フィルムをリールに巻き取ってタンクに入れてフタをする』までの間は完全暗室である必要があります。 素の状態のフィルムに光りを当ててしまうと、撮った写真は全部ダメになってしまいますからね。

完全暗室・・・というのは、言い換えるとまるっきり何も見えない手探り状態ということで、さらに途中で忘れ物に気がついても取りに戻るのが難しい(暗室内で呆然とするしかない:笑)ということなので、何度も指さし確認をして忘れ物を確認します。 小学生時代に「忘れ物キング」だった私としてはドキドキで、タンクのフタでも忘れようものなら目も当てられません。

ASAHI PENTAX SPOTMATIC SP
ASAHI PENTAX SPOTMATIC SP

なんとか忘れ物無く暗室内でフィルムをリールに巻き巻きします。 自家現像のステップをいろいろと解説されているサイトを読むと、この巻き巻きが一番の難関と書かれているサイトもあるほどなんですが、なんとか巻き終えてリールをタンクにしまい、フタをキチッとしめてまずは一安心。 暗室(という名のユニットバス)を出て、流しにタンクを置いてすこし休憩しました。

RICOH GR1s
RICOH GR1s

さて、ここから先の段取りは現像液注入〜攪拌(といっても私の買ったタンクはリールの芯を持ってクルクル回すだけです)〜現像液排出〜停止液(通常は酢酸の水溶液を使うらしいのですが、私はサボって水道水)〜定着液注入〜攪拌〜定着液排出〜といったステップを進めていく訳です。 定着作業はあまり厳密ではなく、まぁ完了すれば良いということらしいので、最初からずっと10分間ということにしています。

が、現像はそうはいかないようで、現像液の液温と現像回数に応じた現像時間(再利用できるのですが、どんどん液が劣化するので所要時間は増加します)を簡単に計算して、実際の現像時間を決めました。 もちろん、最初は現像一回目ですから現像回数に応じた計算をする必要は無く、液温だけで決めます。 ヒントとなる現像時間は液温毎にちゃんと現像薬剤の袋に書いてありましたので、これを見て決めました。

問題なのは時間を正確に計るためのツールが必要ということです。 キッチンタイマーを利用される方が多い様ですが、何せ私は突然思い立って薬を買ってきたのでキッチンタイマーなど事務所にはありません。 仕方ないので普通の腕時計を使います。 ただ、腕時計の針はどうにも見にくいので、現像時間中、ずっと「いま1分です」・・・「いま2分です」・・・ってずっと一人でブツブツ言って忘れない様にしてました。 はたから見るとかなりマヌケな感じだったでしょうけれども。(ちなみに最近はストップウォッチを使っています。 でもキッチンタイマー欲しいです。)

ASAHI PENTAX SPOTMATIC SP
ASAHI PENTAX SPOTMATIC SP

「いま○分」「いま○分」と言い続けながら現像を行い、ちょうど時間になったので、現像液を排出! すぐに水洗い10秒×2回! ・・・って、あー!携帯が鳴っている!!でも出られない、出られません! と、いうわけで携帯は無視して水洗い完了! 水排出&定着液投入! さらに一分攪拌!(芯を指でつまんでクルクル回してるだけ) 最初の一分が終わったら、後は1分に5秒間クルクルしてこれを定着時には10分間行いました。 ちなみに最初の現像は確か6分でしたが、攪拌ルールは同じにしています。

無事に定着作業も終わり、ついにタンクのフタを開けてみます。 やややっ!なんか現像できているみたいだぞ! ここで問題が無ければこのまま水洗い30分に移行します。(水洗い促進剤という薬剤があって、これを先に付けると10分程度でOKとのことで、2回目以降はこれを使っています。)

さて、水洗いに入ってしまえば緩い流水をタンクに流し込んでいるだけなので、ようやく休憩できます。 水洗い完了後の事をイメージしつつ、再度アチコチのサイトをチェックしてみます・・・と・・・あぁっ!なんてこと、水洗い完了後にフィルムを吊して乾かす訳ですが、水滴がマークとして残ってしまうと困るので、吊した後で1〜2回、フィルムスポンジという特別なスポンジで水分を吸い取ってあげる必要があるのですが、この「フィルムスポンジ」を買い忘れた事に気がつきました。

がーん!まずいです。 水洗いが完了するまであと20分ほど。 それまでに買ってこなくてはっ!!!(実はそんな事は無いが、初めてなので、時間を厳密に守りたい訳です。)

さー、ここでダッシュです。 財布を握りしめてさきほど現像セット一式を購入したヨドバシ吉祥寺へダッシュ!!!(つづく)

(アップされたモノクロ写真は全て自家現像です。 9本ほど現像して、少し慣れてきました。)

3 Replies to “自家現像に挑戦しました-その3”

  1. うーんなつかしいですね。
    高校の頃(鉄の頃)、ダークバック使ってよくやってました。
    フィルムの乾燥は風呂場だったなぁ。。。

  2. Pさん! 大変ご無沙汰です。 Flickrでも発見されてしまいました。(笑)
    事務所の冷蔵庫がついに活躍するかも知れません!>氷

    Min^2さん
    フィルムの乾燥はもちろん暗室(という名のユニットバス)ですよ! 次はプリントなんですけどね〜。

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